らんちゅうの形や模様をイラストでご紹介します
のコーナーではらんちゅうの各部の呼び名、代表的な模様による呼び方、選別の基準等をイラストでご紹介します。
※各画像はクリックすると別ウインドウで拡大します。
各部の名称
らんちゅうも各部の呼び名は基本的に他の魚と一緒ですがらんちゅうを評価するうえで「目先がある」「目巾が広い」「背巾がある」「尾筒が太い」などと言うので各部の呼び名を覚えておくと分りやすいと思います。
尾の形いろいろ
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標準的な尾 |
前かがりのある尾 |
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三つ尾 |
桜尾 |
四つ尾 |
模様による呼び方
らんちゅうの色柄には赤一色のもの(素赤、猩々)、赤白の模様が入るもの(更紗)、白一色のものなど色々あります。また更紗には模様の入り方でいろいろな呼び方があり、赤の強いものを赤勝更紗、白の強いものを白勝更紗とも呼びます。
稚魚の選別基準
仔引きをして稚魚を育てる上で選別は大変重要な作業です。選別で数を減らすことで残った稚魚たちの成長は良くなります。最終的にはほとんどが選別ではねられてしまうほど良いらんちゅうは少数しか出来ません。以下簡単に選別の基準を書いてみます。
まず選別の第一段階として生後3週間目位に尾が広がっていない魚、体が曲がっている魚等をはね、体がまっすぐで尾が左右均等に広がっている魚を残します。
次に尾の状態を見て尾芯の「つまみ]、「さし」をはねます。あまり小さいと見づらく、生後4~5週目位になるとかなり見やすくなると思います。
背のチェックは、網で横にして以下のような点を見ます。成長の度合いにもよりますが生後7~10週目位になるとある程度分かってきます。
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正常 |
ほばしら |
ごつ のこぎり背 |
へこみ |
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首高 |
背高 |
腰高 |