キンランのセットの仕方をご紹介します
らんちゅうに産卵させる時に、キンランを使っていますが浮力があり動きやすいため、そのままではらんちゅうが産卵しずらそうです。そこで以下の方法で沈めたり、固定したりして使っています。
その1
《用意するもの》
用意するといっても特殊なものではなく、エアーホース、エアーホースのジョイント、キスゴムだけです。写真のセットで1組、キンラン1本につき3~4組あれば十分だと思います。
《キンランとキスゴムを組む》
写真のようにキスゴムの輪にエアーホースを通しキンランを中に通してエアーホースで輪を作ります。これをキンラン1本につき3~4ケ所セットします。
《舟にセット》
後は舟にキスゴムで適当な位置に固定するだけ、沈めたい時は舟の底に、適度に浮かせたい時は舟の側面にセットすると良いと思います。キスゴムをつける場所や、エアーホースの長さを変える事でキンランの位置は自由に調整できますのでいろいろと工夫しています。またキンランの下や周囲に敷巣として網戸の網を枠につけたもの等を敷いておくとキンランに付着できずに落下した卵も比較的良く孵化するようです。
その2
《用意するもの》
写真のような鉛の表面に樹脂をコーティングしたおもり。
《セットの仕方》
私は、おもりの中にキンランを二重に通して使用しています。この時上に来る輪を下になる輪よりも少し短めにしておくと、らんちゅうが上の輪に産卵しようとして付着しなかった卵が下の輪に付着しやすいようです。
《実際に使用してみて》
その1の方法よりもその2のほうが舟の材質に関係なく使える上に付着せずに舟の下にこぼれる卵が少ないようです。